2026年度講習会

Published

August 26, 2026

Modified

August 26, 2026

Abstract
地震波動伝播の数値シミュレーション技術の普及のためのオンライン講習会を開催します.では,差分法による数値シミュレーションの基本概念を基礎から学びます.後者はオープンソースの地震波動伝播数値シミュレーションソフトウェアOpenSWPC を体験し,活用するためのより実践的な講習会です.

初級編

地震波動論の入門的な紹介からはじめ,差分法を用いた地震波の数値シミュレーションの基本を,座学とクラウド上のプログラミング環境を用いた数値実験を通じて学びます.この講習会を通じて,地震波数値シミュレーションの基本的アイディア,その実装方法ならびに原理的な限界について理解を深めることができます.一方,既存のシミュレーションソフトウェアの使い方に関する説明は中級編で行います.

日時

2026年11月26日(木)15:00〜17:30

開催方式

Zoom

おもな対象

地震波動伝播数値シミュレーションに興味はあるが,その方法をほとんどあるいはまったく学習したことのない学部生や大学院生,あるいは研究者の方.

定員

30名(先着順)

ご注意

  • 座学部分の内容を理解するために,大学理系学部前半で習う程度の物理数学の知識を必要とします.具体的には,多変数関数の微分とテイラー展開,時間と周波数に関するフーリエ解析のごく基本的な知識を用います.
  • 地球物理学的な意味での地震学と弾性体力学の初歩を知っていることが望ましいです.具体的には,連続体の運動方程式,線形弾性体の構成関係式,ならびに波動方程式がどういうものかを知っていれば十分です.
  • 何らかのプログラミング言語(特にPython)の経験があると理解しやすいですが,必須ではありません.必要事項はその場で説明します.
  • 扱う内容の範囲は2025年度の初級編とおおむね同じです.
  • 講習会中に実施するハンズオン(実習)ではGoogleのクラウド環境であるGoogle Colaboratoryを用いるため,Googleアカウントをご準備いただく必要があります.ただし,開催者がアカウント情報を収集することはありません.
  • 講習会は日本語で実施します.
  • 講習会は録画し,終了後に参加登録者が一定期間視聴できるようにする予定です.

中級編

日時

2025年12月3日(木)15:00〜17:30

開催方式

Zoom

内容

差分法による地震波動伝播数値シミュレーション手法の概略を紹介したのち,オープンソースソフトウェアOpenSWPCを用いた数値シミュレーションについて,クラウド環境を用いた実演および実習を通じて学びます.インストールからパラメタの設定とシミュレーション実行,可視化処理までを体験し,今後の研究活動に活用するための第一歩を踏み出すことが目標です.

おもな対象

地震波動伝播数値シミュレーションやそれを用いた研究・教育に興味がある学生や研究者の方.

定員

30名(先着順)

ご注意

  • 地震波動伝播の差分法による数値シミュレーションの原理についての基礎的理解が必要です.講習会中でも簡単に解説をしますが,詳細な説明が必要なかたには初級編の受講をお勧めします.
  • Linuxなどにおけるコマンドライン操作の経験がある,必須ではありません.
  • 解説するソフトウェアはFortranで記述されていますが,この講習会の内容に限ればFortranの利用経験は必要としません.
  • 講習会中に実施するハンズオン(実習)ではGoogleのクラウド環境であるGoogle Colaboratoryを用います.講習会の参加にあたり,参加者が計算機環境を用意する必要はありませんが,Googleアカウントをご準備いただく必要があります.なお,開催者がGoogleアカウント情報を収集することはありません.
  • 講習会は日本語で実施します.
  • 講習会は録画し,終了後に参加登録者が一定期間視聴できるようにする予定です.

参加申し込み

2026年9月から受付開始予定です.